こんにちは。
あすなれ編集部です。
今回の髪にまつわる話は、普段みなさんが使っている「オイル」についてです。
こんなお悩みがある場合は、必見です。
そのような疑問をお持ちの方に、参考になる部分があると思います。
ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
髪の乾燥対策に、オイルで保湿??
さて過去に、こんな話を聞いたことがありませんか?
「髪のパサつきが気になるなら、オイルをたっぷり使って乾燥対策!!」
髪を洗ったら乾かす前にたっぷりつけて、その後もしっかりオイルをつけて。。。。
朝起きて出勤、もしくは学校に行く前に、コテやアイロンを使う。
その後、もう一度オイルを馴染ませる。夕方頃に、また乾燥が気になってきたから、さらに付け足す。
すごく髪には気を遣っているつもりだけど、なんだか髪のパサパサは増すばかり。。。
髪質的に、しょうがないのかな?と思いますよね。でも、少し止まって考えてみてください。
果たして「すべてのオイルは髪にいい」は本当なのでしょうか?
すべてのものが万能ではないように、髪につけたほうがいいオイルと髪につけすぎないほうがいいオイルは、あるのではないでしょうか?
髪と油の関係
そもそも、なぜ髪には油なのでしょうか?
実は、もともと私たちの髪の毛は18MEAというキューティクルを守ってくれる脂肪酸があります。
天然の油(保護膜)というと、わかりやすいかもしれません。
これらは一言でいえば、髪の毛の疎水をつくるものです。
疎水ってどういうこと?という話を少しすると、
健康な髪=水分をはじく髪
傷んだ髪=水分を吸い込んでしまう髪
と考えていただいて構いません。
髪の毛というのは、健康な状態であるほど水分調節機能が働きます。
例えていうなら小さな子供の髪は、ツヤツヤで、サラサラですよね。
彼ら彼女らの健康な髪は「これ以上の水分は必要ない」と判断して、水分を自動的に外に排出しようとします。
ですが傷んだ髪、つまり水分調節機能が狂った状態の髪は、
「もっと水分がほしい」と判断して水分を取り入れようとします。(毛髪の親水化)
過去にブリーチの経験がある方ならお分かりだと思いますが、なかなか髪が乾きませんよね?
髪が「水分がたくさんほしい!」と判断して、大量の水分を抱えこもうとするからです。
傷んだ髪はくせが出やすくなり、広がり、ゴワつきやパサつくといった様々なトラブルを引き起こします。
これらのことから髪のツヤ感を保ったり、質感そしてダメージの補修といった観点からも、18MEAは大切な成分になります。
ですが、わたしたちが最初に持っているこの大事な18MEA。
なんと、たった一回のカラーリングで80%~90%が失われてしまいます。
(パーマでは約50%~60%)
一度失われた18MEAは、自然に戻ることはありません。
なので様々なメディアで「18MEAの代わりとなる油を足そう!」といわれているんですね。
ですが、なんでもいいから油をつけておく!といったヘアケアは危険信号です。
なぜかというと、ひとくくりに油といっても幅広く、ヘアケアには向かない油もあるからです。
こんな油(オイル)を使ったヘアケアは要注意?!
現場で働いてる私たちからすると、こんなオイルを使ってヘアケアをしている方は要注意です。
- 植物性のオイル(椿油など)
- SNSなどで話題の「濡れ髪」を演出するオイル
これらを常時使用していると「ビルドアップ」という現象が起きます。
(髪にどんどん油が溜まっていくことをいいます)
オイルというのは、ご自身が思っているよりシャンプーでは落ちません。
そして、髪に油が溜まる(重なっていく)ことにより、様々な悩みを引き起こします。
こんな症状が出ていたら危険信号かも??
- 髪が乾きにくい
- 乾くのに時間がかかる
- 頭頂部にフワフワとしたアホ毛がある
- 髪がベタベタする
- 美容室でヘアカラーすると、数日は早く乾く
- 髪の表面に切れ毛?のようなものがある
まとめ
「ヘアケア商品がたくさんありすぎて、どれを選んでいいか分からない」
「自分に合うヘアケア剤がほしい!」
髪に悩みがある方は、そう思いますよね。
情報が氾濫する現代、ネット上では様々な見解が飛び交っています。
膨大な情報量の中から、本当に自分に合ったヘアケアを見つけ、あなたの大切なヘアライフが充実したら嬉しいなと思います。
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