こんにちは。
あすなれ編集部です。
皆さんは、こんな悩みを持っていませんか?
ちゃんとトリートメントしても、髪がキレイにならないと悲しいですよね。
そこで今回は「髪がパサパサ、ゴワゴワする」といった悩みを持つ人に向けて、記事を書いてきます。
これさえ知れば、簡単に髪質改善できるかも?!
髪のパサパサ、ゴワゴワの原因は?
パサパサ髪、ゴワゴワ髪の原因は大きく分けて2つあります。
- 「薬害が残留している髪」
- 「脂(CMC)が足りない髪」
が、考えられます。
薬害の残留に関しては「日ごろカラ―やパーマ、縮毛矯正をしている人」が当てはまります。
つまり、美容室で何かしら薬を使うメニューを受けている方ですね。
CMC不足髪に関しては、こちらもカラ―やパーマなど繰り返している人の他に「ヘアアイロンを使う習慣がある人」が当てはまります。
順番に解説していきましょう。
薬害が残留している髪って?
美容室では通常カラーやパーマ、
縮毛矯正をするときには
「アルカリ剤」と「過酸化水素」
いうものを使います。
このアルカリ剤と過酸化水素を使うことで「色を変えたり」「形を変えること」ができるんです。
ですが、この2つの薬を使った後には、注意しなくてはいけないことがあります。
それは
・この2つの成分が残らないように「除去」しなくてはならない
ということです。
と、思うかもしれません。
実は、それだけでは不十分なんです。
必ず「専用の薬で除去」しなければ、いつまでもしぶとく残ってしまうんです。
専用の薬剤とは「ヘマチン」のことです。
ヘマチンについて
ヘマチンの主な機能は
- 薬害除去
- アルカリ除去
- 活性酸素の除去
などですね。
美容室でカラーリング、パーマ、縮毛矯正といったメニューを受けた場合、必ずヘマチンを使って「薬害の除去」をしなくてはなりません。
美容室によっては除去してくれるところもあれば、ヘマチンを導入していないところもありますので、ご自身で「ヘマチン入りシャンプー」を使うのが安心です。
また、ヘマチンは薬害除去の他にも、白髪予防や抜け毛予防といった効果もあります。
ヘマチンの補足説明
皆さんは身体の赤血球中に存在する「ヘモグロビン」という言葉を、聞いたことがあると思います。
ヘマチンは「グロビン」と結合して、血液の主成分である「ヘモグロビン」を形成しています。
つまり、ヘマチンとは血液中のヘモグロビンを電気的に分離したもののことを言います。
ヘマチンは通常であれば、グロビンと結合していますよね。
ですが、ヘマチンを作る際はグロビンと「分離」させ、ヘマチンだけを取り出します。
へマチンはグロビンと離れている状態だと、非常に不安定です。
なので、なにかに結合したくてたまらないわけなんですよね。
なんと髪の主成分である、たんぱく質の「ケラチン」は、グロビンの分子構造と似ています。
なのでヘマチン入りのシャンプーで髪を洗うと、ヘマチンとケラチンが結合し、髪を補修してくれるのです。
脂(CMC)が足りない髪って?
もう一つの原因は「脂(CMC)」が足りないことです。
髪にはCMC(細胞膜複合体)という、細胞同士を接着させてくれるものがあります。
カラ―やパーマ、縮毛矯正を繰り返していると、どうしてもこのCMCが減っていきます。
もちろん、アイロンの熱でも同じで減っていきます。
CMCを分かりやすく解説
CMC(細胞膜複合体)と聞いてもピンとこないでしょう。
ですので、まずは「カッパ巻き」をイメージしてみてください。
髪の毛というのは、カッパ巻きの構造とよく似ているんですよね。
↓
↓
- のり→キューティクル
- ごはん→コルテックス(タンパク質など)
- キュウリ→メデュラ
という感じです。
では、その肝心のCMCはどこにあるの?
という話なのですが、これは「キューティクル部分とコルテックス部分」にあります。
CMCの主な役割は「細胞同士の接着」ですので、キューティクルが剥がれないように接着してくれていますし、髪の中のあちこちで細胞同士をくっつけてくれているんですよね。
つまり、髪が細胞同士を接着できなくなる現象、これがいわゆる「枝毛」というやつです。
CMCは髪のみずみずしさに、大きく関わってきます。
栄養分を、髪のすみずみまで運んでくれる役割を持っているため、CMCが不足すると髪に水分がないように感じてしまいます。
また、カラ―剤やパーマ剤を髪のすみずみまで届けてくれる役割も持っています。
と、いうことはつまり。。。
CMCが不足している髪というのは、カラ―の染まりも悪いしパーマのかかりも悪い、ということになります。
(薬剤が髪のすみずみまで行き渡りませんからね)
自宅で簡単CMCチャージ
髪のパサパサ、ゴワゴワを治したい!まずは髪を正常な状態に戻すべき
以上の事をふまえると、
・薬害除去を必ずやる
・CMC(細胞膜複合体)を髪に補充する
といったことに取り組めば、髪のパサつきやゴワツキがかなり軽減されます。
いくら髪の薬害を除去していない状態でトリートメントをしても無駄ですし、CMCが無い状態でトリートメントをしても手触りは変わりません。
正しい方法でヘアケアをすることが、キレイな髪づくりへの第一歩です。
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