こんにちは。
あすなれライターのMです。
現役で美容師をしており、店舗では店長をしております。
さて、サロンでは日々、お客様から様々な悩みを聞きます。
このあいだは…
と、いう声をいただいたわけです。
女性にとって、前髪は命。
前髪が決まらないと一日中、憂鬱ですよね。
仕事も集中できないし、誰かに会うのも気が引ける。
なんならもう家に帰りたくなりますよね。
お客様に詳しく伺うと、皆さんアイロンを使ったり、マジックカーラーで巻いたりなど、色々とスタイリングされているみたいです。
それでも、なんだか上手くいかない…!!
さて、そんな前髪。
いっそ、逆の方向に流してみるのはどうですか?
案外キレイに流れるのではないでしょうか…?
<店長の考察>
実は前髪を上手く流すには、いくつか大事な要素があります。
その中でも大事な
・毛流
というポイントについて説明したいと思います。
ん?
毛流って、なに?
まずは、こちらをご覧ください。
人には毛流、つまり読んで字の如く「毛の流れ」が存在します。
「毛の流れている向き」とでも言いますか…。
前髪に関しては、この向きが意外と重要になってきます。
今、髪を留めるダッカールはお持ちですか?
そのダッカールで、前髪の生え際から1~2㎝部分を留めてみてください。
こんな感じになると思います。
この状態から自然にクシなどで、とかしてみてください。
あ、寝癖がついていたらダメです。笑
寝癖が付いている場合は、根本付近を少し濡らして「引っ張らずに自然に」乾かしてみてください。
なんとなく、毛の流れている方向が分かるのではないでしょうか。
・右方向に向かって流れている
・左方向に向かって流れている
・比較的、まっすぐ落ちている
・どこかでパックリ分かれている
など。
人によって、毛流は全く違ってきます。
つまり、前髪を流すには
「毛流」
を考慮すると上手くいく、ということです。
(この場合は、左方向に流れやすい)
・右側に流れやすそうな場合は、右側に流す。
・左側に流れやすそうな場合は、左側に流す。
「どうしてもこっちに流したい!」という場合は、
カットのベースを直すのが良いと思います。
(もしくはパーマという手段もあり)
つまり、結論は…
毛流を見る→流れやすそうな方向を確認→そっちに向かって流すようにセット
と、いう感じがオススメです。
これなら、上手く流すことが出来るかもしれませんよ。
今まで「うまく前髪が流れないから」という理由で、前髪を作ることを諦めていた方にも、ちょっと希望が見えてきたのではないでしょうか?
カットした後は、このようになります。
こんな感じで自然に流れます。
意外と、この話をお客様にすると、
「なるほど!」
と、喜んでくださいます。
毛流が自分じゃ分からない人は、担当の美容師さんに聞いてみるのもいいかもしれませんね。
「いつもと逆の方向で流すほうが、流れやすかった!」
という発見が出来たなら、ついでに分け目も変えて下さい。
バランスが良く見えます。
以上、ちょっとしたポイントでした。
それでは素敵なヘアライフを。