こんにちは。
あすなれ編集部、ライターのMです。
現役の美容師をしていて、店舗では役職に就いております。
今回は、前髪で悩める女性に向けて、記事を書いていこうかと思います。
前髪は、女性にとって命ですよね。
少しでもお悩みの人の参考になれば嬉しいです。
前髪を巻くのに使うのはコテ派?それともストレートアイロン派?
さて、今回は
「前髪を巻くのに使うのはコテ派?それともストレートアイロン派?」
という記事です。
最近は前髪を巻かれる人が多いようなので、両者の特徴や巻き方を書いてみます。
そんな人でも大丈夫ですよ。
安心して下さい。
このエントリーで、
・誰でも簡単にトライできる巻き方の解説
・ちょっとしたポイント
も書いていきますので、ぜひ練習してみて下さいね。
あなたはどっち派??コテorストレートアイロン
ちなみに僕がサロンワークをしている中で、前髪の仕上げに使うのは「ストレートアイロン」です。
それはなぜか?
「とても安全だから」です。
ストレートアイロンは基本的に、ヤケドの心配がありません。
もちろん確率が0%というわけではないですよ(^_^;)
コテだと全体が熱くなるので、下手するとおでこが「アチッ」なんてことになります。
なので、サロンワーク中は大体、ストレートアイロンを使うことが多いんです。
コテとストレートアイロンを使ったときの仕上がりの違いは?
では、コテとアイロンを使ったときの仕上がりの違いを説明していきます。
<コテ>カールアイロン
コテを使うと、カール感が強く作れます。
・巻いてもすぐに取れやすい
・しっかりとした丸みのあるカールが欲しい
そんな方には、コテのほうがオススメです。
さきほども書きましたが、ヤケドにはくれげれもご注意ください。
現役美容師としてアドバイスするなら、前髪が鼻先~リップラインぐらいまでの長い人は、コテのほうが適しています。
流しやすく、色気のある雰囲気を作ることができます。
(32ミリのアイロンを使用)
<ストレートアイロン>
ナチュラルなカール、または前髪を自然に流したい。
そんな人には「ストレートアイロン」がオススメです。
初心者の人には、ストレートアイロンのほうが簡単だと思いますよ。
お客様にも「前髪を巻くときは、どっちのほうがオススメなの?」と聞かれたりしますが、僕のおすすめはストレートアイロンです。
一家に一台、持っていて損のないアイテムです。
では、実際に巻いてみましょう。
今回はストレートアイロンを使ったカール方法をご紹介します。
まずはストレートアイロンでナチュラルなカールを作れるようになるのがベストです。
その①<前髪の幅を確認する>
自分の前髪は、一体どこからどこまであるのか?
確認してみましょう。
巻かない他の毛(サイド部分)は、ピンなどで分けておきましょう。
その②<前髪をブロッキング>
美容師用語で、わけておく事をブロッキングといいます。
このブロッキングが、とても大切です。
ブロッキングひとつで、仕上がりのクオリティが全く変わってきます。
上と下に分けましょう。
その③<下段の髪に、アイロンを当てる>
さて、ここからどのようにカールを付けるのか?
当然、地肌に対して真っ直ぐにスベらせると、真っ直ぐな前髪になってしまいます。
ポイントは、少し丸みをつけるイメージです。
図にすると、こんな感じですね。
途中でアイロンを前に倒す感じです。
ストレートアイロンに慣れていない場合は、ちょっと下を向いた状態でアイロンしたほうが、やりやすいかもしれません。
巻き終えると・・・
こんな感じになります。
その④<分け取っておいた上段に、アイロンを当てる>
同じように、上段にもアイロンを当てていきます。
しかし、ここで注意したいのが
「下段と同じように巻くのではなく、ちょっと角度を上げる」
です。
こうより…
こうしたほうが、綺麗なカールが作れます。
「アイロンが重たくて、そんなに腕が上がらない…。」
そんな人は、顔を下に向けた状態でアイロンしましょう。
これで簡単に出来るはずです。
さて、仕上がりはこんな感じになりました。
とてもナチュラルで、綺麗な流しバングの完成です。
ストレートアイロンで、カールの強さの調節はどうする?
「やってみたけど、すぐカールが取れちゃうから、もうちょっと強めにカールをつけたい…」
そんな場合は、どうしたらいいのか?
簡単です。
「アイロンを、しっかり前に倒す」です。
最初にアイロンを水平に入れるより、やや傾けた状態からスタートするのがいいかもしれませんね。
そのままスベらすと…
このように、強めなカールになります。
ただ、傾けすぎた状態でアイロンを入れると「折れる」と言われる現象が起きます。
(線がついたような)
ですので、やりすぎにはご注意ください。
<まとめ>
いかがでしたか?
自然にブローだけでもいいのですが、アイロンの熱を加えることで
- まとまり
- つや
- 綺麗な流しバング
を作ることが出来ます。
「今日から巻いてみよう!」
そう思った方も、最初は上手く出来ない事もあるかもしれません。
「あれ、なんか線が付いちゃった」
「全然、カールが作れない…」
最初はこう感じるかもしれません。
ですが、大丈夫です。
使っているうちに慣れてきます。
著者も以前は、前髪を毎日アイロンしていました。
(クセが強かったので)
最初はなかなか上手くできませんでしたが、それでも使い続けているうちに、だんだん自然な仕上がりに出来るようになりましたよ。
毎日少しでもいいので使い続けるのがポイントです。
今回の記事が、みなさんの参考になれば嬉しいです。
それでは、素敵な前髪ライフを。
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